Googleニュースと言えば、WEB検索結果にも出てきますし、ニュース検索も行え、
iGoogle等で使われる各ウィジェットやリーダーを読み込んで使用している方には、
随時最新情報が届きます。
今回は、ご存知Googleニュースにあなたの記事を取り上げて貰う方法の解説です。
取り上げられるようになれば、かなりのトラフィックが稼げるはずです。
しかし、実際の所ニュースとして取り上げられるのは狭き門のようですが、
ガイドラインが明示されていますので、今回はそんなガイドラインの内容に沿って解説します。
独自性の高いニュースコンテンツが好まれる!
Googleニュースに掲載される為には、大前提としてニュースコンテンツである必要があります。
では、ニュースコンテンツとはどういうものの事を言うのか。
ここで定義されているニュースコンテンツというものは、タイムリーな題材で、
尚且つユーザが重要と思い関心を寄せるような題材です。
注目を浴びる時事ネタ関係って事ですね。
なので、時事ネタに関係のないノウハウ系のものはニュースとはみなされません。
残念ながら、当ブログもニュースとは言えないでしょう。
これがもし、最新SEO事情とか、テクノロジーの分野で、新しいコンピュータエンジンの開発等を
随時最新情報として記事を執筆していれば、それはニュースとして言えるかも知れませんが、
あなたのサイトは如何でしょうか?
記事のコンテンツとしては、基本的にオーディオ等は掲載出来ませんが、
youtubeからの動画は掲載出来ますので、記事の内容によっては積極的に取り入れましょう。
また、宣伝目的の記事もGoogleには嫌われます。
必ず、最新の情報をユーザへ提供するというメディア的発想を忘れないで下さい。
そして問題になるのが題材の重複です。
単なる題材の重複だけなら問題は内のですが、記事の引用等は控えた方が良いでしょう。
同じ題材でも、ちゃんとオリジナルで記事を書く事が重要です。
高い専門性の元、オリジナルならオリジナルなだけ好評かに繋がります。
逆にオリジナル性を欠くとペナルティを受ける可能性がありますので、
オリジナル性に自信の無い方は、robots.txtでクローリングをロックしましょう。
細かい事も注記致しますと、
記事の内容も言語毎に正しい文法の元、誤字脱字を防ぎ、正しい用語を用いて執筆する必要があります。
人の目でチェックされるようなので、良いや良いやで後回しにせず、
しっかりとして記事を書く様に日頃から気をつけましょう。
ニュースの提供元の情報を詳細に記述する必要もあります。
著者の略歴や住所、メールアドレス、電話番号など、ニュース記事に責任を持てるような
出所を明確にし、どんな人が記事を書いているのかユーザに分かりやすい様にする必要があります。
Googleニュース掲載サイトに求められる技術的要件
また、サイトのパフォーマンスも重要な審査項目です。
Googleニュースに掲載されれば、かなりのトラフィックが来るかと思いますが、
その際に耐えられるサイトでなければいけません。
まずサイトの表示時間の問題です。
リクエストしてから表示まで時間がかかってしまうようなら要注意です。
技術的要件では、専用URLからのリダイレクトもしてはいけませんし、
該当記事の使用言語は一つに絞り、文字コードはUTF-8にて記事を作成して下さい。
記事のURLに対してもルールが設けられており、
記事のURLには、三桁以上の固有の数字を使用して下さい。
クローラは、効率よく最新情報を得る為に、URL内の数字を見て判断するようです。
ガイドラインにも明記されている事ですので、連番等を含める様にしましょう。
そして、そのURLに対して永続性を持たせる必要があります。
途中でURLが変わるような事はあってはなりません。
どうしてもURLを変更せざるおえなくなった場合は、Googleに対して
更新通知を行う必要があります。
ニュースサイトURL更新通知フォーム
https://support.google.com/news/publisher/bin/bin/request.py?contact_type=site_update&rd=2
記事の収集方法は通常のクローラと同じですので、
Googleニュースに対しても通常のWEBクローラにと同じように
Googleニュースクローラは2~3の単語を含むアンカーテキストのHTMLリンクを辿ってきます。
JavaScript等の動的な表示やAjax等の非同期通信ではクローラは辿る事が出来ません。
記事へは必ず静的なテキストリンクを張るようにして、クローラを入れ込む必要があります。
また、コンテンツのフォーマットはHTMLである必要があります。
PDFやエクセルなどは対象外ですので、注意する必要があります。
あなたの記事をGoogleニュースへ申請しよう
これまでのガイドラインを満たすニュースサイトが出来上がりましたら、
いよいよGoogleに対して審査要求を行います。
審査要求フォームは下記の通りです。
ニュース サイトを Googleニュースに提案する
http://support.google.com/news/publisher/bin/bin/static.py?hl=ja&ts=2394225&page=ts.cs&from=191208
審査をするにあたり、事前の質問攻めにあいます。
全て回答するのに時間がかかりますので、申請は時間の有る時にして下さい。
途中でブラウザを閉じたり、更新したりすると初めからやり直しになってしまいます。
現時点での、質問内容を下記に纏めましたので、
事前の心構えとして参考にして下さい。
- Googleニュースへの掲載のために、サイト情報を提出したことがありますか?
- お客様のサイトのコンテンツは、時事問題やタイムリーな話題などが含まれたニュース記事で構成されていますか?
- お客様のサイトは、Googleニュースチームによって 60 日以内に審査されていますか?
- 最近、お客様のドメインまたはサイト セクションの URL を変更しましたか?
- お客様のサイトのコンテンツは、オリジナル性の高い独自の記事で主構成され、お客様の組織によって作成、編集されていますか?
- お客様のサイトのコンテンツは、オリジナル性の高い独自の記事で主構成され、お客様の組織によって作成、編集されていますか?
- お客様のサイトには、お問い合わせ可能な連絡先や著者の略歴が含まれていますか?
- 掲載を希望されるお客様のサイト セクションには、商品やサービスのプロモーション、宣伝記事へのリンクが含まれていますか?
- お客様のサイト構造は、Googleの技術的な要件を順守していますか?
- お客様の記事ページは、Googleの技術的な要件を順守していますか?
- お客様のサイトについて、もう少しお聞きしてもよろしいですか?
基本的には、選択項目の一番上のもので答えていけば問題ありません。
それ以前に、選択項目の一番上のもので合致すると正直に答えられるサイトにしておかないと、
審査で落とされますので、最終的名チェック項目として、ご自身のサイトを確認して下さい。
上記の質問に対して全て回答すると、ようやく申請項目入力フォームが出現します。
必要事項を入力して、申請しましょう。
審査を通過しましたら、いよいよニュースの配信となりますが、
WEBと同じようにサイトマップを作成して送信する事で、効率よく配信されるようになります。
ですが、形式がWEBとは異なり、専用のサイトマップ作成ツールも使用出来ないので、
しっかりとガイドラインに沿って作成する必要があります。
Googleニュース専用のサイトマップ作成については、
下記ガイドラインを参照下さい。
Googleニュース サイトマップ
http://support.google.com/news/publisher/bin/topic.py?hl=ja&topic=2527688&parent=2481294&ctx=topic
以上で、Googleニュースへの申請方法の解説を終わります。
冒頭に書きました通り、Googleニュースへの申請はとても面倒で、
審査も厳しく、とても狭き門に感じます。
ですが、審査を通過すればとてもトラフィックが稼げると思いますので、
時事ネタを扱い、ニュース記事を作成している方は、
是非ともチャレンジしてみて下さいね。