SEO対策はユーザの立場になる事が重要!!クローラもユーザです


今回は、SEO対策を行う上での共通の考え方とコツ、
被リンクの重要性と分類についてのエントリーです。

この考え方はSEO対策の根底ともなる考え方で、今後SEO対策を行っていく上で
応用を利かせる為には絶対に必要な考え方です。

全ての基本はココにあります。

また、最低限ココだけ抑えておけば、まず間違いなくSEO的にプラスに働きます。
継続し続ければ、不動の上位表示も期待できるほど、基本であり絶大な効果を発揮します。


早速、順序だてて解説します。

  1. 検索エンジンはユーザーの様にリンクを辿って来る
  2. 被リンクは人気投票
  3. 被リンクは『質』が重要
  4. クローラもユーザ。ユーザの視点がSEOの基本



検索エンジンは、サイトの管理者からの申請だけでインデックスさせて居るわけではありません。
自分でもインターネット上に公開しているサイトを巡回し、
サイトの情報を独自のデータベースへ登録しています。
その巡回しながらデータベースへ登録していくプログラムをクローラやスパイダーと呼び、
巡回の事をクローリング等と呼びます。

それでは検索エンジンはどの様にサイトを巡回しているのでしょうか?
巡回のロジックがわかれば、自分のサイトへ巡回に来てもらい、
自動的にインデックスさせる事が出来るかも知れません。

実はクローラは一般ユーザと同じ動きをしています。
一般ユーザがインターネットサーフィンをする際は、
URLを指定してサイトを訪れるか、サイトのリンクを辿って別のサイトへ訪れるかと思います。

URLを指定するやり方が、サイトオーナーからの申請によっての登録作業です。

そして、リンクを辿って巡回していくのが、クローラの動きです。

もし仮に、新しく作成したサイトが何処からもリンクされて居なかったとしたら、
クローラは辿って来る事が出来ません。

このリンクを受けるという事を『被リンク』と言います。
被リンクは多ければ多いほどクローラに大して入り口を沢山開いている事になります。

被リンクが無いとクローラが辿って来れないので
検索エンジンのデータベースへ登録される事も無く、検索結果に表示される事もありません。



被リンクはクローラを呼び込み、自動的にサイトをインデックスさせるだけではありません。
被リンクはSEOにとって、とても重要な役割を担っています。

検索エンジンは、インデックスした後にサイトの評価を行ないます。
この評価は、検索結果の表示順を決める大いなる鍵となります。

サイトの評価は複合的に判断されますが、被リンクも評価を算定する際の大事な指標の一つです。

ここで皆さんに質問があります。

皆さんは、どんな時に他のサイトへリンクを貼りますか?
何かの文章を引用した時?オススメのサイトがあった時?実際の知り合い同士のつながり?
何にせよ、リンクを貼るという事は、そのサイトを紹介する事に繋がります。

その紹介が、有る意味『人気投票』のように扱われ、被リンクが多ければ多いほど人気のサイト。
そして人気のサイトには理由があるはずだ。きっと重要な内容が書かれているサイトに違いない。
っと検索エンジンに判断され、サイトの評価がプラスに働きます。

検索エンジンの意義として、ユーザーへ有益な情報を届ける事を念頭にしているので、
人気のあるサイト、重要な内容のサイトは検索結果で上位表示する様に
システムへ組み込まれています。

しかし、ただ単に被リンクが沢山あれば良い分けではありません。

SEOにおける被リンクでは、量と質が重要だと言われています。

先程は被リンクの量が多ければ、クローラへの入り口が沢山開かれ、
人気投票的にも有利に働くと説明しました。

次は被リンクの『質』についてご説明します。



被リンクは量と質が重要です。量は単純に被リンクの数を表します。
多ければ多いほど良いとされ、被リンクを増やす事はSEOにとって基本的な事で、
尚且つとても効果があり、重要な事です。

そして、被リンクには『質』も重要です。

リンクを貼るという事は紹介するのと同じ事で、
沢山紹介して貰うサイトは人気で重要と判断されます。
しかし、現実世界を例にしますと、
とある商品を友達が紹介して来たとします。
友達は人望が厚く、皆から愛され、とても信用の置ける人物です。
その友達が紹介してくれたオススメの商品は、きっと素晴らしい商品でしょう。
しかし、仮にその友達が詐欺師で、何度も刑務所に入り、沢山の友達を騙してきたとしたら、
その友達が紹介してくれたオススメの商品は、きっと難がある商品でしょう。

この様に、紹介された側の評価は紹介した側の評価にも影響されるという事です。

信頼の有るサイトからリンクを受けるサイトは信頼を得る事が出来、
信頼の無いサイトからリンクを受けるサイトは信頼を失います。

どんなサイトからのリンクなのか。それが被リンクの『質』です。

あまりにも検索エンジンからペナルティを受けているようなサイトからリンクを受けて居た場合は、
著しく評価が下がります。

ですが、とても評価の高いサイトから被リンクを得る事が出来れば、著しく評価が上がります。

被リンクは量だけで無く、質にもポイントを押さえて対策をする必要があります。


更に、被リンクの質とは、単に紹介者の評価による物だけでは無く、紹介のされ方も重要です。


例えば、あなたのアピールポイントが「料理上手」だったとしましょう。

あなたの事を誰かに紹介する際に、「料理上手の○○さん」と紹介されるのと、
「野球好きの○○さん」、
「○○さん」、
「…(無言)」、


あなたは料理上手な事がアピールポイントですが、「料理上手の○○さん」という紹介以外は、
料理する人が必要になった時に、あなたを思い浮かべる事は無いでしょう。

この様に、紹介され方でSEO対策となるキーワードが重要になるかどうかに影響が出ます。

料理の話ばかりするのに野球好きと紹介されたり、単に名前だけ紹介されても
料理に付いて詳しい重要人物とは思って貰えません。


ちなみに、これらは技術的にはテキストリンクと言われる物です。
クローラはリンクを辿る際にリンクされて居るテキストを読んでいます。
このテキストが、先の例に挙げた紹介文となります。

しかし、テキストリンクでは無く画像リンクだけにしてしまうと、
テキストを読むクローラには説明文を理解する事が出来ないので、
無言での紹介となってしまいます。


こういった紹介のされ方も被リンクの『質』として重要な判断材料となります。


また、紹介のされ方は現実社会でも紹介して貰う側から指定は行い難いのが実情です。
ですが、先の例では「○○さん」と、名前を付けています。
何かを紹介する際に名前を付けるのは自然な動きだと思います。
この名前に当たるのがサイトのタイトルです。
もし、名前に「料理上手」と含まれていたのなら、きっと料理上手として印象に残るでしょう。
その様に、サイトのタイトルにはターゲットとなるキーワードを入れる事により、
紹介のされ方の中でキーワードを含んでくれる確立が高まります。

他にもSEO的に有利に働きますので、
ターゲットとなるキーワードはタイトルに含める様にしましょう。


クローラもユーザ。ユーザの視点がSEOの基本


検索エンジンは検索するユーザーに対し、適した検索結果内容を表示する事を目的としています。
もし、検討外れな検索結果ばかりでしたら、
きっと検索エンジンで検索するユーザーは居なくなるでしょう。

なので、検索エンジンの検索結果や、
判断基準は全てユーザーの利便性を考えたAlgorithmとなっています。
ユーザーの気持ちを考える事こそが、SEOにおいて根本的な考え方であり、
検索エンジンの判断基準や動向を把握する際の指針となります。


そして、このようなユーザーの利便性を害す行為はスパムとみなされ
ペナルティを受けてしまいます。

全てはユーザの為。

SEOも、過度にやり過ぎると検索結果の操作とみなされてもしかたありません。

例えば、過度なSEOを許してしまうと、検索結果は広告だらけになってしまうでしょう。
これはユーザにとって適した検索結果とは言えません。

ですので、基本的に検索結果表示のAlgorithmは公開されて居ませんし、
過度に行なうサイトには容赦無くペナルティが与えられます。
ユーザの利便性を考えたら仕方の無い事ですね。

SEOは、ペナルティを受けずに検索結果を上位に持っていく事を主としますので、
検索エンジンとの戦いとも取れるかと思いますが、
基本的にユーザの利便性を考えたサイト作りをして行けば自然と被リンクも増え、
検索結果も上位になっていきます。

SEOは『検索エンジン最適化』であって、『検索エンジン操作』では無い事を念頭に置き、
検索エンジンにとって有益となるサイト作り、運営を心がけましょう。


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